0998Team774(茸) (スッップ Sd9a-Sgrv)
2022/08/04(木) 10:55:19.05ID:2XJoDpDVd6月2~14日に国内で行われた国際親善試合4連戦。カタールW杯まで残り5ヵ月を切るなか、日本はパラグアイやガーナに快勝する一方で、ブラジルや格下のチュニジアに枠内シュート0本で完敗するなど不安を残した。
日本が戦うグループステージE組はスペインやドイツという強豪がいる。悲願のベスト8どころか予選突破も危ういのでは――世間の声に、エースの南野拓実(27)はチームの現在地を語った。
「収穫もありました。3月のアジア最終予選で呼ばれなかった律(堂安(どうあん)・24)や大地(鎌田・25)がいいプレーを見せていて、改めて選手層の厚さを感じられたことです。ブラジル戦の守備も、最後まで集中を切らさず、粘り強く戦えました」
手応えを語る一方で、課題は山積みだと南野は言う。まず指摘したのは攻撃パターンの少なさだった。
「ブラジルとやって、改めて前線でボールをキープして、タメを作れる選手が必要だと感じました。自分も含め、全体が押し上がる時間を作れる選手がいないので、結果的に純也君(伊東・29)や薫(三笘・25)のドリブル一辺倒になっている。
世界で戦うには、コンビネーションで相手を崩すパターンがいくつも必要です。仕掛ける選手にも、もっとバリエーションを持たせないといけない」
守備についても課題を挙げる。
「たしかにブラジル戦では、引いて守るディフェンスが機能しました。ただ日本には『守備のフィロソフィー』がないんです。世界トップのチームは”前に出て攻める”守備をする。
日本にはその思想が足りないと感じています。もっと約束事を細かく決めて、高い位置でボールを奪えるような守備パターンを3つくらい増やさないと、ドイツやスペインには勝てない。親善試合後に前線の選手たちと、そんな話をしました。
過信しているわけじゃないですが、僕たちはもっとできると思っています。チームとして成長できればブラジルやドイツ、スペイン相手でも、ボールを保持してチャンスを作れる自信はあります」