https://news.yahoo.co.jp/articles/01b7c42292d250347e29e7a0415da1fda8b60e19?page=3
チーム内で慕われているのは菅野との微妙な関係性が影響

「坂本はショートやバッターとして優秀なのは当然ですが、今の巨人はかなり坂本への依存度が高いチームになっているのも事実。坂本が打たないと調子が出ないというか、精神的な柱になっているんです。

 キャプテンとしての坂本は、前キャプテンの阿部のような“王様タイプ”でもなければ、寡黙な“背中で見せる”タイプでもありません。言ってみれば、普段は優しく話を聞いてフォローしつつ、締めるときは締める『アメとムチ』タイプ。後輩たちにも慕われています」

 坂本が慕われているのには、ジャイアンツの「もう1人の大物」菅野智之がチーム内で煙たがられていることもあるという。

「菅野はかなり“王様タイプ”で、実績的にも原辰徳監督の甥という立場的にも、誰も逆らえない状態です。そんなチームの中で、菅野に唯一物を言えるのが坂本なんです。菅野が後輩に自分の方法論やコンディショニングをアドバイスしていても、ちょっと違うなと思えば坂本ならば対等以上に意見が言える。菅野から見ても坂本だけはチーム内で唯一“同格”の相手なので、無視はできません」(同前)