日本ハム監督の新庄剛志ビッグボス(50)が15日、レンタル移籍プランを提唱した。「めちゃくちゃ面白いと思う。上沢くんと菅野くんが変わってね。何勝かずつしたら戻るみたいなね。何なら4対4くらいで、1カ月半とか」とぶちあげた。

 サッカーではレンタル(期限付き)移籍が広く行われている。選手との契約を保持したままで、期間を定めて他クラブでプレーさせるもので、選手の出場機会を増やす、足りないポジションの選手を一時的に補填するなどのメリットがある。

 新庄ビッグボスはかねてから活発なトレードを求めているが「うちが『この選手が欲しい』と言ったら、向こうの球団からは『じゃあこの選手ください』と。“この選手”がもう毎回(同じ)“この選手”。さあ誰?これはちょっと言えない」と出せない選手を指名されて合意に至らない現状にある。

 そこで発案したのが新庄流・期限付き交換トレード案。「(選手が)出戻りで帰ってきたら、レンタル的な感じで面白いなって。向こうもプラスになるし、こっちもプラスになるし」とメリットを強調した。

 期間限定で他チームのユニホームを着てプレーする。選手に活躍の場を与え、同時にチームの弱点も補強。ファンも楽しめる夢プラン。「プロ野球を盛り上げるためにね」と笑顔で語った。
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