米独立リーグ出身でメジャー未経験のウォーカーが日本野球に1年目で順応。26日ペイペイドーム、27日松山で開催される球宴にも、監督推薦による初出場が有力視されている。注目度は増す一方で、オフにはメジャーやDHのあるパ球団との争奪戦を心配する声も上がっていた。

 だが球団関係者は「ウォーカーは単年契約ですが、来年については球団側が契約のオプションを持っていると聞いています。今季も年俸は低いけどしっかりと出来高がついているそうで、本人のモチベーションは非常に高い」と明かす。

 巨人の助っ人ではこれまでも前例がある。21年に国内最速166キロをマークしたビエイラは19年オフに「半分は育成として」(球団関係者)推定年俸5000万円で獲得。ファームで制球力の改善が見られたことから、契約延長のオプションを行使し、推定年俸7000万円で2年目の契約を結んだ。ウォーカーにも同様のオプションが結ばれている模様だ。