中日は根尾が投手転向したように、若手野手が育っていない。福留の持ち場の外野でも岡林、鵜飼らが絶対的なレギュラーになり切れていない。チーム得点はリーグワースト(7月19日現在)と貧打にあえぐ。

「これだけ点が取れないチームなら、福留はまだ第一線でプレーできると思えてしまう。立浪監督の任期は来季含め、まだ2年もある。福留が周囲の限界説に耳を傾けなければ、代打の切り札として現役続行は可能だと思う」(NPB監督経験者)  

福留と親しい関係者によると「彼は自ら辞めるとは言わないだろう」。だからこそこれだけ長くプレーしているわけだが、ユニホームへの執着は人一倍強い。