現在34歳の澤村は、メジャー2年目の今季ここまで49試合に登板して50回2/3を投げ、1勝1敗、3ホールド、防御率3.73、40奪三振を記録。しかし、与四球率4.80、WHIP1.42と不安定なピッチングも目立ち、勝ちパターンの継投で使われるほどの信頼を勝ち取ることはできなかった。
日本時間7月4日の登板を終えた時点では防御率2.45をマークしていたが、それ以降は20試合に登板して防御率5.48と調子を落としていた。
 
選手の契約情報を扱う「Cot’s Baseball Contracts」によると、澤村の契約には35試合、40試合、45試合、50試合、60試合の登板による出来高が設けられている。また、来季の契約オプションの金額も登板数に応じて増額される仕組みとなっている。50試合登板を目前としたタイミングでDFAが決定されたのは、このあたりの事情も関係しているのかもしれない。