【巨人】菅野智之、30日ヤクルト戦先発 強力打線相手も「勝負しにいって逃げないことを心がけたい」

 巨人の菅野智之投手(32)が29日、先発する30日のヤクルト戦(京セラD)での真っ向勝負を誓った。主砲・村上を擁する強力打線に対し「しっかりと勝負しにいって逃げないことを心がけたい。厚みのある打線ですが、中軸の前に走者をためないように思いきっていきたい」と言葉に力を込めた。

 村上は打率3割4分、49本塁打、120打点でリーグ1位。97四球、出塁率4割7部6厘も同1位と選球眼にも優れるため、長打を避けようと逃げの投球になるほど投手が不利になる。今季、菅野は村上を7打数1安打と抑えているが、引き続き主砲に仕事をさせないことが重要だ。桑田投手チーフコーチが「(村上は)強いところのすぐ横に弱点がある」としたように、得意・不得意のコースが紙一重であることを利用して攻めていく投球が鍵になる。

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