第1空挺団乗っ取り計画

オウムでは陸上自衛隊第1空挺団員の取り込みを図っており、井上嘉浩は軍事ジャーナリストを名乗ってアメリカやフリーメイソンの日本侵略を説いて勧誘、中には事件に関わった空挺団所属の現役自衛官もいた。

さらに1994年から1995年に、空挺団長長女を入信させ空挺団長も入信させる計画があった。
井上は諜報省の部下に対して、空挺団長の長女の住所を調べさせ、長女の住む千葉県千葉市美浜区のマンションの電話回線に盗聴器を取り付けさせた。
しかし盗聴器の設置の仕方を誤ったためこの電話回線が通話不能となり、調査に訪れたNTT千葉支店の職員が警察に通報して発覚した。