各球団の本塁打による得点の割合を見てみよう。まずはセ・リーグから(本得点=本塁打による得点、カッコ内は同順位)。

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 優勝マジックが点灯しているヤクルトがすべて1位。村上は本塁打だけで101打点と特化している。そのヤクルトに本塁打で8本差の巨人。セ・リーグで20本塁打以上は9人いるが、丸佳浩26本を筆頭に岡本和真25本、アダム・ウォーカー22本、グレゴリー・ポランコ21本、中田翔20本と5人もいてリーグの半分以上を占める。本塁打による得点は44.0%とヤクルトに肉薄するぐらい高いのだが、本塁打以外の得点は285しかなくリーグ5位。全体の得点がヤクルトと51点も少ない。左中間、右中間と膨らみが少ない東京ドームを本拠地としていて本塁打依存の傾向がある。