広島OBが代弁する。

「19日のヤクルト戦が台風で10月2日に延期にならなければ、阪神にとって、この日が甲子園での最終戦となる予定だった。引退試合をやるのはわかるが、広島と阪神はこの日まで同率で4位に並び、3位巨人を含めてCS進出をかけて争っている。そんな大事な試合で糸井を使うなら、初回の先頭打者であったり、最も勝敗に関係ない場面で起用するのがスジです。にも関わらず、矢野監督は大事な局面である五回に代打で起用。森下もこの日は制球が安定しない中、糸井に対してオール直球の配球をせざるを得なくなり、苦しい投球を強いられた。その後、糸井は中野の三ゴロの間に二塁で封殺され、菊地の一塁悪送球もあったものの、糸井の安打が阪神の得点に繋がったわけですから」