桑田コーチの慧(けい)眼で若手はしっかり芽を出した。シーズン最終盤まで大勢の3連投を避け、手術明けの山崎伊、堀田には適度に登板間隔を設けてシーズンを完走させた。

戸郷も自身初の2ケタ勝利を挙げ、次代のエースとして着実にステップアップした。原監督も「大きな故障者が出なかったことは本当にすばらしかった」と感謝する。桑田コーチを「球団の宝」と言い、しかし、1軍は育成だけの場ではないことを伝えたかったはずだ。


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