秋季練習がスタートした新生阪神。岡田彰布新監督(64)は「守りの野球」を掲げ、センターラインの強化、固定を目指している。

阪神・岡田新監督「二遊間強化」ブチ上げで狙う“一石三鳥” 守備の柱づくりだけじゃない

 これによって窓際に追いやられかねない選手がいる。矢野燿大前監督(53)が重用していた「チルドレン」の面々だ。

 最もピンチに追い込まれているのが二塁、三塁が定位置の糸原健斗(29)だろう。シュアな打撃は定評があるものの、とにかく二塁守備に難がある。ライバル球団のスコアラーが言う。

「守備率は.988(63試合で3失策)も、他球団の二塁手と比べて守備範囲が狭く、併殺プレーもヘタ。日本ハムからトレードで獲得した渡辺諒(27)も二塁守備は決して褒められたものではないが、併殺プレーは糸原よりもうまい。岡田監督は右打者をスタメンで起用したい意向があるし、守備だけを考えれば左打者ながら好守・強肩が売りの高卒4年目・小幡竜平(22)の抜擢もある。糸原は来季、ベンチを温める機会が増えそうです」

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