ロッテ・田村龍弘捕手(28)が28日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、500万円アップの7000万円(推定)の1年契約でサインした。

 12年のドラフト3位で青森・光星学院高(現八戸学院光星高)から加入した田村は、10年目の今季、コンディション不良もあってプロ入り後ワーストとなる2試合のみの出場に終わった。18年には全143試合に出場した実績があるとはいえ、佐藤都、松川らの成長もあって19年以降は100、92、70、2試合と出場試合数を減らしてきた。

 悔しさの残るシーズンとあって「今年はなにもしていないから、来年スタートを切るときはもちろんチャレンジャーとして松川とか(佐藤)都志也とかに勝っていかないといけない。今までは正直、普通にやっていれば試合に出られるという感覚でずっといてましたけど、けがせずに普通にやれば大丈夫だと思っていましたけど、それでは来年また同じようになってしまうと思うので、本当にイチからチャレンジャーとして勝負していきたいなと思います」と決意を口にした。