DeNA・石井琢朗チーフ打撃コーチ(52)が28日、中日からトレードで加入した京田陽太内野手(28)について「ポテンシャルがあり、脂の乗った年齢。きっかけをつかんでくれれば、今までの自分を取り戻すのは早いと思う。まだまだですよ」と新天地での進化を期待した。

京田は日大から2017年、ドラフト2位で中日入り。1年目に遊撃手として141試合に出場し、149安打を放って新人王に輝いた。飛躍を期した翌年以降は成績を伸ばせず、今季は自己ワーストの出場43試合にとどまった。


京田と面識があり、食事をともにしたことがある石井コーチは「ちゃんと(バットを)振っておけよ、とは言ってある」と指令を出したことを明かした。正遊撃手争いは大和、柴田、森との競争。「チームにとって、いい相乗効果になる」と加入を歓迎した。