中5日やれます! 日本ハムの上沢直之投手(28)が7日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレを行い、来季の登板間隔を通常の中6日から縮める意欲を示した。再来年からの米大リーグ挑戦を志願しているエース右腕。フル回転でチームを優勝に導き、心置きなく海を渡るつもりだ。

 新庄監督を胴上げするため、身を粉にして働く覚悟だ。今季は中6日がメインだったが、指揮官からは度々、登板間隔の短縮を求められていた。実際に中5日や4日を経験し「僕も中5日で100球、110球ならしっかり投げられるかなという感じはした」と自信を得た。「イニングを多く投げたいので、登板数が増えるそっちの方がいいかなと思います」と、中5日を基本にする新たな挑戦に前向きだ。

 短い登板間隔で先発ローテーションを回れれば、目標達成の後押しにもなる。1日の契約更改交渉で、球団に「アメリカで挑戦したい」と正式に意思表示した。メジャーでは、先発投手は中4日が通常運転。中5日で活躍できれば、夢の実現に向けてもプラスになる。
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