一方、今回初めて、性的マイノリティーに関する質問を設け、「仲のよい友だちから『からだの性』と『こころの性』が一致しない」と打ち明けられたら、理解できると思うか尋ねたところ、中学生では69%、高校生では80%が「理解できる」と回答しました。

NHK放送文化研究所世論調査部の中山準之助研究員は「スマートフォンが普及し、この10年でSNSのサービスが急速に発展したことが利用増加の背景にある。幼少期にはSNSがあった、まさに“ソーシャルネイティブ世代”で、ネットを介した新しい形の友人関係の構築もみられる。性的マイノリティーについては他の調査でも、若い世代ほど理解する傾向がみられる。学校での教育や、ネット上でさまざまな情報に触れる機会が多いことも影響しているのではないか」と話しています。



「SNSだけの友だちいる」高校生は4割に NHK調査
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221216/k10013923891000.html