西武は26日、2023年シーズンからベルーナドームに新たな人工芝を導入すると発表した。同球場の人工芝張り替えは7年ぶりで、完工は来年2月下旬の予定。試合での使用開始は同3月8日の中日とのオープン戦を予定している。

新しく導入する人工芝は、ミズノ株式会社の「MS CRAFT BASEBALL TURF-V」で、従来の人工芝に比べてパイルの厚さが変わりクッション性が向上。身体への衝撃値が従来品よりも約11%減少し、プレー時のけがのリスクや負荷が小さくなることが期待される。また、光の反射を抑制し、プレー時の照明の照り返しが軽減されるほか、観戦するファンにとってはボールの視認性が向上するなどの利点がある。

西武では、松井稼頭央監督(47)率いる新体制のもと、新しいユニホームを着用し、足元も一新して15年ぶりの日本一を目指すことになる。

ミズノ社製の用具を使用している栗山巧外野手(39)は「2016年に今の人工芝が張られて初めて練習をしたときは、守備のチャージがかけやすく、球際にハードにいける感覚でした。今回も同じミズノ社の人工芝で性能がアップしたと聞き、来シーズンもよい環境でプレーできることがうれしいです。松井新監督のもと、新しいユニホームを着て、新しい環境でファンの皆さまの前でプレーできるのを楽しみにしています!」とコメントした。
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