日本ハム新庄剛志監督(50)が、五十幡亮汰外野手(24)の内野安打量産計画を打ち出した。「毎回“ココ”に打ったら5割以上打てる」と、指し示したのはホームベース。「(打球が)ベースに当たって、めっちゃ跳ねて高いフライになるでしょ。待つだけ、キャッチャー(笑い)」。打球が高く跳ね上がっている間に球界屈指の俊足を飛ばせば、余裕で一塁へ到達できるはず-。「作戦の1つとして、練習させても面白いかなぁ。防げないヒットやね」。「勘ピューター」で導き出した成功シミュレーションを思い浮かべた。

 さらに、2ストライクと追い込まれてからの走り打ちを推奨した。「イチロー君じゃないけど、走りながら(打球を)詰まらせる。外角なら、もうコンって(当てて)サードの横にボテボテを打って投手に打球を捕らせたら、もう勝ちですからね」。エスコンフィールド北海道は内野も天然芝。打球の転がし方次第で、内野安打の確率は高まる。その先に指揮官が見据えるのは「Hのマークが付いたら余裕が出来てくるから、今度は楽にヒットが打てる」。小さなことからコツコツと、五十幡にスピードスターへの階段を上らせる。
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