日本ハムがFAでソフトバンクへ移籍した近藤健介外野手の人的補償として、田中正義投手を獲得することが10日、分かった。この日の午前、日本ハムからソフトバンクへ通知された。

 田中正は2016年ドラフトの目玉として5球団が1位競合。日本ハムも入札したが、ソフトバンクが交渉権を獲得していた。9日のスタッフ会議にも参加した新庄監督は「大学時代(の映像)から見ていた。復活できるかどうか見極めもね。最初の文字が『タ』かな?」と話していた。

 プロ入り後は度重なる故障にも泣かされ、34試合の登板で0勝1敗、防御率4・25。しかし、潜在能力に間違いはなく、新球場での優勝を目指すチームにとって、大きな戦力として期待される。
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