ソフトバンクから巨人に加入した松田宣浩内野手(39)が24日、移籍後初めて川崎市のジャイアンツ球場を訪れて自主トレを公開した。

 とても5月で40歳になる男とは思えなかった。松田はランニングやキャッチボールなどを行うと「よろしく!」と元気に大きな声を発して、新人合同自主トレに“飛び入り参加”。内外野のノックを一緒に受けた。大きな声を張り上げ、ドラフト1位・浅野(高松商)らルーキーに声をかけ、グラウンドには活気があった。

 「熱男さん、お願いします!」。ドラフト2位・萩尾(慶大)がそう声を発した。松田の本塁打後の“熱男パフォーマンス”は有名で、“熱男”は代名詞となっている。実は萩尾が本人に「松田さん」と呼んでいいか確認したところ、松田は「熱男さんでいいよ」、と答えたという。浅野は「みんな熱男さんと呼んでます」と説明した。

 ルーキーでも気さくに会話をし、和やかなムード作りをした松田。選手として輝かしい実績を誇るベテランだが、巨人でも存在感を発揮することだろう。

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