日本ハムの杉浦稔大投手が24日、2軍の練習試合・阪神戦(名護)で1回無安打無失点の好投を見せた。

 3回から2番手で登板。先頭の井坪を直球で遊ゴロに打ち取ると、四球で許した走者を背負いながら、2番・熊谷を三ゴロ、最後は高山を148キロ直球で中飛に封じた。「結果が全てだと思う。良い結果を積み上げていきたい」と汗をぬぐい「勝負をしに行った中での制球の精度をもう少し上げないとダメ。1年間安定して投げられるようにしたい」と冷静に登板を振り返った。

 昨季は16試合の登板で3勝6敗、防御率5・27。4月下旬からは先発に回ったが、8月4日のソフトバンク戦を最後に2軍生活が続いた。今季はキャンプイン前日に首脳陣から中継ぎ起用での方針を伝えられ「キャンプ前に言われて自分的には気持ちがスッキリした。一度経験しているので不安はない」と背番号22。「最終的には抑えが一番いい。まずは与えられた場所で結果を残したい」と静かに闘志を燃やしている。
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