WBCメキシコ代表入りしていたブルージェイズのアレハンドロ・カーク捕手(24)が25日(日本時間26日)、出場を辞退することに決めたと球団が発表した。妻の出産のつきそいでキャンプ合流が遅れているためで、シュナイダー監督は「本人と球団で相談し、出場を取りやめることがベストの選択だと結論を出した。子どもが生まれ次第、キャンプ地に来る予定だ。時間的な問題と調整の具合を考慮し決めた」と話した。

 カークは昨季、打率2割8分5厘、14本塁打、63打点をマークし、メジャー3年目で初めて球宴に選出された。

 メキシコ代表は、3月11日から米アリゾナ州で開催される1次ラウンドで米国、コロンビア、カナダ、英国と対戦。代表チームには、昨季17勝をマークしたドジャースの先発左腕ウリアス、昨季12勝のフィリーズ先発右腕ウォーカー、2年連続20本塁打を放つレイズのアロザレーナ外野手らが名を連ねるが、貴重な戦力を1人失った。

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