2月の宮崎合宿から打撃の状態が上向かず、7日のオリックス戦ではスタメンから外れベンチ待機。7回に代打で登場した際には、球場全体からお馴染みの「やまーだてつと」コールを受けたが、大会前最後の実戦でも快音を響かせることはできず。

 同じく打撃の状態が心配されていた村上宗隆(ヤクルト)と山川穂高(西武)に待望の一打が飛び出すなか、背番号1は代表合流後5試合16打席ノーヒットのまま本大会へ臨むことになった。

 大会初戦を目前に控え、「不安はあまりないですけど、怖さも知っていますし、いろんな感情がある」と話した山田。浮上のキッカケを掴もうと、この日の練習でも試行錯誤を重ね、「自分の中で『これだな』と納得して、良い練習ができた」と手応えも口にした。