25年に日本で開催されるMLB開幕シリーズに、侍ジャパンの大谷翔平投手(28)が所属する球団を派遣する方向で進められていることが23日、分かった。大谷は今オフにフリーエージェント(FA)となるため、エンゼルスか、もしくは移籍先の球団で日本に凱旋(がいせん)する。開催地は東京が有力だが、新球場が完成した北海道・北広島も候補となりそうだ。また、来年は韓国で、ダルビッシュ有投手(36)の所属するパドレスが開幕戦を行うことも明らかになった。

 日本での開幕シリーズの開催場所は東京ドームを筆頭に、大谷の古巣・日本ハムの本拠地で、新球場が完成した北海道のエスコンフィールドも候補となる可能性がある。劇的な幕切れとなった第5回WBCでは、日本中が熱狂。22日にテレビ朝日系で放送された米国との決勝戦は、平均世帯視聴率が42・4%(関東地区)と、国民的関心事となった。それだけに大フィーバー後の“WBCロス”も避けられない。次回大会は3年後の26年。「出たい」と意欲を見せている二刀流が、一足先に再来年、日本でプレーする姿を見せる。
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