従来であれば、打者のテンポにのみ込まれた場合、投手には「間」を空ける作業も可能でした。ただ、ピッチクロックが設定された以上、簡単に「間」を空けるわけにもいきません。

「(2回までは)全てのボールが違った動きを見せていたが、いずれもシャープでキレ、落差がよかった。全ては前向きだった」

 マイク・トラウト外野手から空振り三振に奪うなど、4奪三振の2回までは完璧な内容。だが、同氏は「メカニック的に彼は間違っていた」と指摘した。
「初回は上から下方向(のメカニック)だったが、3回には横回転気味になってしまった」と映像とともにフォームの乱れを説明。3回以降は「円盤投げ」とした。