日本銀行の黒田東彦(はるひこ)総裁(78)は7日午後、8日の任期満了を控え、退任に際して記者会見した。黒田氏は2013年3月の就任直後から続けた10年間の大規模な金融緩和によって「政府のさまざまな政策と相まって経済・物価の押し上げ効果を発揮した。物価が持続的に下落するデフレではなくなった」と、成果を強調した。
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