スーパーで女性の頭に金属のくいを突き刺した疑い 容疑者逮捕

https://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/20230410/2000072649.html

9日夕方、大阪・平野区のスーパーで男が80代の女性の頭に金属製のくいを突き刺して
けがをさせたとして、50代の容疑者が殺人未遂の疑いで逮捕されました。
この事件であわせて4人が病院に搬送され、80代の女性は頭の骨を折るなどの重傷だということです。

殺人未遂の疑いで逮捕されたのは平野区に住む飯田雅史容疑者(56)です。
飯田容疑者は、9日午後6時半ごろ、大阪・平野区瓜破西1丁目にある「サンコー瓜破店」の店内で、
キャンプなどでロープなどを固定するために使う金属製のくいを
85歳の女性の頭に突き刺したとして殺人未遂の疑いが持たれています。
女性は病院に搬送されましたが頭の骨を折るなどの重傷だということです。
この女性のほか、40代から50代の男女3人が病院に搬送されましたが命に別状はないということです。

警察によりますと飯田容疑者は「知らないし事実無根」などと供述し、
容疑を否認しているということで警察は事件の詳しい状況について調べています。
現場は大阪メトロ谷町線喜連瓜破駅にほど近い、府営住宅などが建ち並ぶ住宅街です。

【現場近くにいた人は】
事件発生当時、現場のスーパーに向かう途中だった20代の女性は、「おなかのあたりを押さえて担架に乗っている人や
足を引きずりながら救急車に向かう人がいました。すごく怖いし、気をつけなければいけないなと思いました」と話していました。
警察に身柄を確保された男については「最初は抵抗していましたが、途中からはずっと警察官が手を握っているのが見えていました。
スーパーから出てくるときやパトカーに乗り込むときにずっとにやにやしているのが見えていました」と話していました。

04/10 00:29