仁徳天皇陵古墳の上空を遊覧するはずだった気球がしぼみ…開始延期 原因わからず、目途たたず
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大阪府堺市は、世界遺産・仁徳天皇陵古墳で気球による上空の遊覧を今月から始める予定でしたが、8日延期を発表しました。「気球がしぼんだため」としています。

 これは、今日撮影された気球の写真です。本来はガスで膨らんでいるはずが、しぼんで形が変わり、シワが寄っているのがわかります。

 堺市によりますと、気球は仁徳天皇陵古墳の近くにある大仙公園に置かれ、ガスを入れた状態でロープで固定されていましたが、この日朝、市の職員が3分の1ほどの大きさまでしぼんでいるのを発見しました。

 前日夕方の時点では異変はなく、原因はわかっていません。堺市は、今月25日から古墳上空の遊覧を始める予定でしたが、今回のトラブルにより延期を決定し、現在のところ、遊覧開始のめどは立っていないということです。