ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が閉幕しておよそ2か月、韓国プロ野球界がひとつのスキャンダルで大騒動に見舞われている。

 日本での1次ラウンドを戦った韓国代表は、2勝2敗で早期敗退を余儀なくされた。これで3大会連続の大失態。不甲斐ないパフォーマンスは国内で大バッシングを受け、帰国後に監督や選手の一部が謝罪に追い込まれるなど混乱が続いた。

 そんな殺伐としたムードもようやく鎮静化し、国内のKBOリーグも盛り上がりをみせるなか、ふたたび代表選手たちが非難の矢面に立たされそうな疑惑が浮上したのだ。

 韓国放送局『SBS』や全国紙『スポーツ朝鮮』など大手メディアが一斉に報じたのは、WBC期間中の韓国代表選手たちによる飲酒疑惑だ。5月30日、某韓国メディアがYouTubeチャンネル『SAY ENTER』に投稿された動画を基に追加取材を敢行。来日中、東京の赤坂にある高級サロンを複数の代表選手が訪れていた事実が判明したという。

 しかも「韓国国内でトップクラスの投手3名」と具体的で、3月9日の初戦・オーストラリア戦の前日と同10日の日本戦の前日に飲酒に及び、なんと試合当日の未明まで帰らなかったと報じている。韓国はオーストラリア戦を7対8で、日本戦を4対13で落として連敗スタート。この時点で事実上の1次ラウンド敗退が決定的となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/620fa0be253c081b14492ca3b9daf6c7776a1516