大谷はここまで両リーグ単独最多31本塁打を放って本塁打キングを独走。メジャー12年目のダルビッシュは、打者・大谷をどう見るのか―。ダルビッシュは大谷の実力を認めながら解説した。「日本人的だなとすごく思いますね。アプローチの仕方も、ずっと同じ所を攻められたらスイングを変えるとか、狙い球を決めて打ってくるので、全体的に待っているというよりは、この打席はこの球を待つ、このカウントではこの球を打つとかを、決めている感じがするので、頭を使っているなと思います」。メジャーで大活躍の要因を分析した。

 投手・大谷については「似ていると思いますね、(日本人的なところが)野手と。自分が調子よくなくなるとそこから打開策を見つけてくる」。大谷が日本ハム在籍時にはオフにともにトレーニングをしたこともあるが、「当時強さは藤浪君の方が強いのかなと思ったけど、伸び方とか、フォームの感じはまた違ったので、野球だけではなくてどのスポーツをやっても出来るのかなという感じはしました」と感心していた。