13日夜、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で、阪神 対 DeNAの試合後に観客を暴行した現行犯で阪神ファンとみられる男が逮捕されました。
阪神はこの日、0-4で完封負けを喫しました。

13日午後10時ごろ、阪神甲子園球場で球場関係者から「警備員が殴られた」と球場内の警察官に応援要請がありました。
駆け付けた警察官によって、場内の通路にいた大阪市淀川区の無職の男(46)が警備員の男性(23)の頭を殴った現行犯で逮捕されました。

警察によると男は阪神ファンとみられ、酒に酔った状態で客席でヤジを飛ばしたり、無断で座席を移動したりしていたため、警備員の男性が男を注意していました。

すると、試合終了後に、男は警備員の頭を背後から殴ったということです。警備員にケガはありませんでした。

警察の調べに対し、男は「私の手などが相手に当たったかもしれませんが、殴った覚えはありません」と容疑を否認した上で「警備員が私に付きまとってきて口論になった」と話しています。

13日は甲子園でセリーグの首位を走る阪神タイガースと 2位で追走する横浜DeNAベイスターズの試合が行われていて 0-4で阪神が完封負けを喫していました。