優勝後のシャンパンファイトや記者会見までがすべて終了したところで、翔平が監督室に入ってきました。

「監督、写真撮りましょうよ」

 彼がファイターズを離れるときも同じでした。2人で写真を撮りました。

 私たちは多くを語り合う関係ではありません。けれど、心が通じ合っているという感覚は、おそらく共有できています。言葉が行き来しなくても、胸にはほんのりとした温もりが広がるのです。

 彼はきっと、「最高の時間でした!」と思っているに違いない。そして私は、「こういう戦いがしたかったんだな」と感じました。

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