中日・高橋周平内野手(29)にとって〝最大のチャンス〟を生かせるかどうかがチーム内外で注目を集めている。

19日のヤクルト戦(神宮)で7回に死球を受けて「左側頭部打撲」と診断された石川昂弥内野手(22)が脳しんとう特例措置で20日に出場登録を抹消。同日同カードの4番には細川が座り、三塁には6番で高橋周が13日以来、7日ぶりにスタメン起用された。

中日OBは「周平は石川(昂)がいないこの間にスタメンで結果を出せないと、首脳陣から見限られてしまう可能性だってある。まだ20代と若いけど、それぐらいの危機感をもって必死でやらないとダメ。もう一度、三塁を奪い返すか、石川が戻ってきても二塁や一塁でもスタメン起用されるぐらいじゃないと。今は周平にとって試金石になっている」と指摘する。