MLBの複数球団が巨人岡本和真内野手(27)の今季終了後のポスティングによるメジャー移籍の可能性に備え、調査を行っているとMLBネットワークのジョン・モロシ記者が7日(日本時間8日)、伝えた。

【写真】球宴で全セの円陣で声出しする岡本和真

 X(旧ツイッター)のアカウントで、事情通の話として「複数の球団が、NPB本塁打王争いでトップを走るカズマ・オカモトの実力査定を行っている。今オフにジャイアンツがポスティングシステムでの移籍を容認する場合に備えている」とリポート。「ただしジャイアンツは過去に、ポスティングシステムによるメジャー移籍を1人しか認めていない。もしポスティングされなければ、24年オフに海外FAとなる可能性がある」と付け加えた。

 岡本は現在38本塁打でセ・リーグ本塁打王争いを独走。今年3月のWBCでは7試合に出場し打率3割3分3厘、2本塁打、7打点、OPS1.278と活躍した。

 過去に巨人からポスティングシステムでメジャーに移籍した唯一の選手は山口俊投手で、19年12月に同システムによりブルージェイズへ移籍した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3941a0cae803d174f2ef85ad2268fcb76155d093