<西武1-5ロッテ>◇16日◇ベルーナドーム

 2位のロッテ吉井理人監督(58)が、5回3安打無失点で3勝目を挙げた美馬学投手(36)と、試合を決めた24号2ランを放ったグレゴリー・ポランコ外野手(32)の投打の主役をたたえた。

 美馬には「良かったと思います」と内容を評価した。84球での降板については「もうちょっと投げられそうだったんですけれども、熱中症みたいな症状が出てしまったので、あの回で代わりました」と明かした。同球場での夏場やデーゲームでの蒸し暑さに関し、「選手のことを考えると、いつまでもこのままじゃダメだと思います」と今後の対策や改善も求めた。

 「4番DH」で起用しているポランコの活躍には「もちろん長打も期待していますし、彼はフォアボールも選べる。(存在は)大きいと思います」。3回に荻野が四球を選んで出塁後、中村奨が右中間適時二塁打で先制。直後にポランコの1発。「平良投手はフォアボールが多いのは分かっていたので、誰かフォアボールを選んで、そのチャンスに誰か長打をと思っていたんですけれど、うまくいきました」と3点を先制した場面は狙い通りだった。【鎌田直秀】

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