昆虫は動物の肉よりも良質な脂肪分を含んでおり、豊富なタンパク質とミネラルを摂取できます。
昆虫食の中でもポピュラーなイナゴは、稲作を荒らす害虫であると同時に、農民に不足しがちなタンパク質を補う重要な栄養源であるため、食用の文化が広まったとされています。
「虫を食べるなんて無理!」と思っても、実はイナゴの佃煮を食べたことがあるという人は多いはず。

 昆虫食は、なにも虫の原型を留めたものばかりではなく、昆虫食の代表格であるコオロギは、パウダーに加工されて販売されており、小麦粉の代用や、代替ミートとして活用されています。
2020年5月には無印良品から、コオロギパウダーを練り込んだ「コオロギせんべい」が発売。SNSで話題となり瞬く間に売り切れ、2021年1月現在も品切れの状態です。

s://gendai.ismedia.jp/articles/-/79151?page=1&imp=0