さらに、ここにきて玉木氏にエールを送った“あるメディアの動き”が一部で波紋を広げている……。

発端となったのは、11月9日に世界日報社が発行する日刊紙「世界日報」のデジタル版で配信された「政界一喝」という連載コラム記事での「玉木氏は若者を一層覚醒させよ」と題した記事。そこでは、先の衆院選で自公過半数割れの大敗を喫した石破茂首相を《退(ひ)き際悪く、首相の座にしがみついている》と糾弾しつつ、議席を増やした玉木氏率いる国民民主党に紙面を割いた。

記事では、裏金問題に関する報道を《大手メディア主導の要らぬネガティブキャンペーン》とも非難していた「世界日報」。果たして、一体どのようなメディアなのか。

「世界日報社は旧統一教会(現:世界平和統一家庭連合)と国際勝共連合によって設立された会社です。旧統一教会のHPでは、創始者である文鮮明総裁・韓鶴子夫妻が’89年に韓国で世界日報を発刊したとの記載されています。

安倍晋三元首相の銃撃事件以降、改めて問題視された旧統一教会の機関紙であることは否定していますが、関係が深いことは間違いありません。過去に複数の政治家が世界日報のインタビュー取材に応じた例があり、そのこと自体が“政治家と教団との親密さを証明している”と波紋を呼んだこともあります」(全国紙政治部記者)

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