このまま続くのかと思えば、9時以降の第2部に入ると情勢が変わったという。

「民放1位は日テレ8・1%と揺るぎませんが、2位に浮上したのがフジ『Live選挙サンデー』7・6%でした。以下、テレ東5・7%、テレ朝5・3%、単独最下位がTBSの5・2%でした」

 テレ朝「選挙STATION」は2ポイント以上落としてブービーに。

「やはり大越・大下アナのコンビは画面が古くさく感じました。結局、大越さんが選挙番組をやるとNHKにしか見えないんです。だったら情報も多いNHKを見るという人は少なくなかったと思います」

 フジが数字を上げたウラには何があったのだろう。

「池上さんのテレ東も後半に入ると失速しました。ゲストの伊原六花や横山由依が全然喋らず、お飾り状態になっていました。フジが数字を上げたのは、MCの宮根とカトパン(加藤綾子アナ)というより、橋下徹元大阪府知事のトークでしょう。太田とは違い、橋本は論理的に相手を攻撃。れいわ新選組の山本太郎代表とのバトルは特に激しく、彼の公約を“詐欺師的な主張”とまで言い切っていて、異論もあるでしょうが、もっと見たいと思えるものでした」

https://news.yahoo.co.jp/articles/c9360f329d63ec5ab023f0bb6806e36b0d88e151?page=2