山口の〈いいね〉は罪深い

この事件の当事者は山口真帆と厄介達のみであり事件の真相(何があったのか?)を知るのはこの二者だけである
山口は事件の当事者であったが何故か事件の真相を明確には語らなかった

しかし、〈いいね〉はした

事件の真相を知る山口のした〈いいね〉は、その〈いいね〉されたツイートへのお墨付きとされた

それらツイートの中にはデマやいい加減な情報や捏造が多分にあったが山口はそれらツイートに〈いいね〉をした
また、それらツイートには誹謗中傷もあった

そして、とても事実とはいえないそれら酷いツイートは、真相を知っているであろう山口に〈いいね〉されたことにより事実認定を受けたかのような認識をされてしまった

ネットの中で事件の真相を知る当事者(山口)が〈いいね〉しているのだから事実だ!という間違った認識が広がっていった

そこから捏造、デマ情報はさらに加速し誹謗中傷、ネットリンチもより一層酷くなっていった



事実を知る者が事実を語らず事実でないツイートに〈いいね〉をしたことは罪深い

事実でないことを事実であるかのように変えてしまったのだから