2019年まで11年連続で『NHK紅白歌合戦』に出場していたアイドルグループ『AKB48』が、2年連続で落選した。

近年の活動実績を見る限り、当然といえば当然の結果だったが、メンバーの柏木由紀はツイッターで《正直なところ悔しい! です! 紅白歌合戦のステージで根も葉もRumorをみんなと踊りたかったなぁ、、、》などとコメントし、総監督の向井地美音も《今年も紅白歌合戦への出場は叶いませんでした。1年前、ゆきりんさんが『来年は心から悔しいと言えるくらい頑張ろう』と言ってくれた言葉をずっと心に留めながら活動してきました。だから言わせてください。悔しい!!!!! 今のAKB48で、あの舞台へ。大きな目標を胸に来年も頑張ります》などとツイートしている。

AKBは初めて出場した2007年の『第58回NHK紅白歌合戦』で、日本が誇る最先端! スペシャルメドレー≠ニして、中川翔子やリア・ディゾンとの合同ステージに登場。そしてこの年、紅組でオープニングを飾っていたのは「ハロー! プロジェクト10周年記念紅白スペシャル隊」だった。10回目の出場となる『モーニング娘。』をはじめ、『Berryz工房』『℃-ute』らが出演。まさにハロプロ黄金期≠ニ言えただろう。

しかし、その直後から現在に至るまで、ハロプロはすっかり日の目を見ない存在に。その理由はもちろん、『AKBグループ』の台頭だ。


坂道グループ全盛期でAKBは沈没…?

「ハロプロはまさに、AKBに追い出されるようにして消えていきましたが、そんなAKBは今、後発の『坂道グループ』に追い出されるようにして姿を消しつつあります。今回の紅白出場者を見ても、坂道グループは『乃木坂46』『日向坂46』『櫻坂46』の3組全てが出演していますからね。これは一時期、『AKB48』『SKE48』『NMB48』『HKT48』の4組が同時に紅白に出場していたケースと全く同じです」(芸能記者)

AKBがこれから、また紅白に出場できるケースはあるのだろうか。

「AKBの一番の問題として、『ヒット曲を最近出していない』と指摘されていますが、正直そんなことは関係ない。『乃木坂46』『日向坂46』『櫻坂46』にも、世間一般にまで浸透したヒット曲なんてありませんでしたから。問題は、『AKB48』という古臭いイメージ。メンバーを何度も入れ替えているので、顔触れ自体はフレッシュなのですが、グループの印象はもはや、10年前に活躍していた老舗アイドル。これは、『モーニング娘。』と全く同じ現象ですね。たとえ中身が変わっても、一度過去のものというイメージがつくと、そこから抜け出すのはほぼ不可能です」(芸能記者)

昨年、AKBが落選した際、紅白出場は二度とない≠ニ言われていたが、どうやらそれが現実となりつつあるようだ。

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