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業績も坂道を上る! 乃木坂銘柄「KeyHolder」を買う(慶応義塾大学 八田潤一郎さん)【企業分析バトル】

◆ 変革を遂げた事業構成
特筆するべきなのは、秋元康氏の当社特別顧問就任、SKE48事業の承継、そして何よりノース・リバーの連結子会社化(併せて同社が50%の持分を保有する乃木坂46 合同会社を持分法適用会社化 )だ。
ひと言でまとめると、秋元康氏の手掛けるアイドルグループを筆頭とする総合エンタメを軸に事業ポートフォリオの入れ替えを行ったのだ。このスピード感で事業転換を進めていることは驚きだ。

●映像制作
秋元康先生の番組企画「日向坂ですちょっといいですか?」や3坂道共演ドラマ「ボーダレス」の制作

●デジタル・コンテンツ
ゲームアプリ「乃木恋」の運用

●広告代理店
SKE48や乃木坂46の起用
また、以上に挙げた例を筆頭にアイドルを核としたグループシナジー効果が表れており、収益を押し上げる一因となっているはずだ。

もっとも、売り上げと利益両面における最大の貢献がノース・リバー(乃木坂LLC、持分法適用会社)によるものである点は強調しておく。