――2022年のAKB48はどうやっていきましょうか?

柏木
昨年は『根も葉もRumor』でいい空気感をつくれて。
一般の方にまで届く感覚が久しぶりだったし、それを超えないとって、みんな思ってます。
「次、AKBはどんな曲を出すんだろうね」って、毎回興味を持ってもらえるところまでいきたいですね。

――常に世間から注目してもらえるような。

柏木
『根も葉も...』でメンバーは明らかに変わったと思うんです。自信がついた。
自分がいなくてもって感じだったのが、自分はAKB48の1ピースと思うようになった。
次は個性が出せたらいいなと。昔のAKB48って個性が強くて、支えてくださいより、好きだったら応援してくださいみたいな感じだったし。

――柏木さんの思う今のAKB48の良さってなんですか?

柏木
マジメでみんないいコ! 悪いコはひとりもいない。それだけは自信を持って言えますね。
それを体現してるのがセンターのなぁちゃん(岡田奈々)。
一生懸命だし、私が一番頑張らないと申し訳ないみたいな。そんなセンターを見てみんなも頑張る。

――再び国民的アイドルになりたいという声があるけど、どうしたらいい?

柏木
正直まったくわからないです。でも昔はみんなめっちゃ元気で明るかったかな。
どの番組に行っても、たかみな(高橋みなみ)さんとか(大島)優子ちゃんが盛り上げて、見てて元気になれる存在っていうのが一番大事かもしれない。
それがアイドルの原点だと思います。私も病気中に元気になれたし。

――もし秋元(康)さんからプロデューサーを譲られたらどうしますか?

柏木
いやいや、私はプレイヤーでいたいので。あと他人に興味がないし。

――でもメンバーにアドバイスしてたじゃないですか。

柏木
それは同じグループなので、自分がいるグループを高めたいから。

――AKB48が今より前に進むためには何が必要だと思いますか?

柏木
みんなが輝ける場所をつくることが大事かもしれないです。
個性がもっと出せるような。私の名前が使えるならなんでも使ってほしい。
私がメンバーをプロデュースしてグラビアをやってもいいし。

――プレイングマネジャーとして期待してます!