悲しいときには 謝罪スレッドで
回線コロコロ 荒らしをしてた
六十路の僕には 不思議だった
涙浮かべて 外見たら
赤いライトが キラキラ光る

瞬きするたびに 形を変えて
夕闇に一人 夢見るようで
逮捕されるまで たたずんでいた

ああ僕は どうして 朝ノックされるんだろう
ああ僕は いつ頃 朝ノックされるんだろう


目覚めた時には 裸電球
汚部屋の隅っこ 目をこすってた
そうか僕はラブラの中で まりなを臭って眠ってたのか
夢の中では 握手会で

ドモって喋って いたのだけれど
夢から醒めたら ドア叩かれて
母の顔が あんなに遠い

ああ僕は どうして 朝ノックされるんだろう
ああ僕は いつ頃 朝ノックされるんだろう