なっぴの「フォトブック後記」、
自ら「素直なありのまま」を希求する、共感深い吐露だった。
フルに4Pに渡る述懐。 大人からは「その原稿の3倍の量を
求められた」と知り、気付いたことがある。

大人はなっぴに対し「それを求めるだけの文章能力があると
認めて、依頼した」ということなんだろう。
文章というのは、残酷なまでに文章能力が晒される。
偏差値が高くても、表現力としての文章が苦手な人は珍しくない。

今、なっぴはあらゆる可能性に挑む姿勢が見える。
誠意的にこなしているモバメ、オープンにするのがまずいものは
あるだろうが、書き留めたものをふくらましてエッセイとして
成立したものを、見たい気がする。