西武ライオンズ 19歳の長谷川信哉、山村崇嘉の2選手を飲酒、喫煙、ネットナンパで処分

 西武ライオンズの期待の若手選手2人が、問題行動を起こし、球団から処分を受けていたことが「週刊文春」の取材で分かった。

 2選手とは、長谷川信哉内野手(19)と山村崇嘉内野手(19)。2人は3月10日に突如二軍落ちとなり、その後二軍の試合にも全く出場
しなくなっていた。4月2日に復帰したが、番記者や関係者からは「怪我でもないのになぜ?」と訝しむ声が上がっていた。

 長谷川についてスポーツ紙記者が語る。

「2020年の育成ドラフトで2位指名を受けた高卒2年目。敦賀気比高校では外野手として活躍したが、現在は内野手登録で複数ポジショ
ンを守れます。俊足、強肩、巧打と三拍子そろった大型内野手として期待されている」

 今春のキャンプでは当初一軍に同行していた長谷川だが、自身のインスタグラムを通じて、女性に猥褻なメッセージを送ってネット
ナンパをしていたことが3月上旬に拡散された。そこでは女性とこんな生々しいやり取りを交わしていた。

女性 〈ゴムって持ってますか?〉
長谷川〈持っとらんよ〉
女性 〈いつも生でエッチしてるんですか〉
長谷川〈つけたりつけなかったり、かな?〉

 その後、長谷川は自身のツイッターで〈インスタのアカウントが乗っ取られていました〉と弁明、幕引きを図ったが、球団関係者が
「週刊文春」に新事実を明かした。

球団が警察に被害届を出す旨を伝えると観念し…

「長谷川は当初、球団からの聞き取りに対しても、乗っ取りの被害に遭ったと釈明していた。しかし球団が、警察に被害届を出す旨を
伝えると観念し、自分が書いたものだと認めたのです」

 もう一人の山村は、東海大相模高で49本塁打を放った左のスラッガーで、2020年ドラフトの3位で入団。西武不動のショート源田壮亮
の座を脅かす存在として期待されている。山村は何をしたのか。

「年始に帰省した際、地元の友人らと酒を飲んだりタバコを吸ったりしていたそうです。球団の聞き取りに事実を認めている」(同
前)

 山村と長谷川は突然の二軍落ち後、試合にはまったく出場していなかったが、約3週間が経った4月2日に揃って復帰した。だがその経
緯などについては一切発表されていない。

 西武は週刊文春の取材に、こう回答した。

「長谷川は、当球団が確認したメッセージについて、自身が送ったことを認めております。選手のツイッター等のSNS利用については適
切に指導してまいります。山村が飲酒および喫煙をしたことは当球団の聞き取り調査で確認いたしました。両選手には、適切に処分を
行っております」 

 4月6日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」、および4月7日(木)発売の「週刊文春」では、長谷川と女性とのさらに詳しいやり取
りや、西武球団の体質などについても報じている。
https://bunshun.jp/articles/-/53331?page=1

LINE
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