稽古場で独りアクションの練習をしている山口真帆を見掛けた山口真帆担当マネージャー


担当マネージャー「あら、熱心ね、次のオーディションはアクション有りだったかしら?」
山口真帆「あっ、いえ、昔の事をちょっと思い出しちゃって・・・ゴニョゴニョ」
担当マネージャー「(しまったと思いながら)うんうん、何事も努力するのは良いことよ、でも疲れ過ぎないようほどほどにね」
山口真帆「はい、あと少し練習したら止めます」
山口真帆「(小声で無意識に独りごとを呟きながら)相手が顔を掴みにきたら、こう払って、こう流して、急所を打つ、ドアを引っ張られたら、逆らわずに体当たりして、バランスを崩した相手を転ばせて、顔を足で踏み抜く、ダンッ」
物陰から担当マネージャーが心配そうに見る「まだ、あの恐怖と戦っているのね、不憫な子ね(鼻水゙ズッ)」