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本田の卒業時期は2023年か
「2020年の紅白歌合戦落選はAKBに大きな衝撃を与えました。2021年は巻き返しのための大事な年でしたが、連続ミリオン記録が途絶え、復活を目指した紅白も再び落選。グループの“最後の希望”になりつつあるのが韓国帰りの本田なんです。本田はインスタグラムのフォロワー数が130万人を超え、握手会の代わりに行われている『お話し会』も早々に売り切れました。現在のAKBでは岡田奈々や小栗有以と並んでトップ3の人気メンバーなんです」(同前)

 センター抜擢によって直近の卒業問題は回避されたが、本田自身の気持ちは卒業に向かっているままだという。

「5月の『元カレです』でセンターを務めたあと、次のシングルで卒業するという話でまとまりつつあり、運営もいつまでも引き止めることは現実的ではないと受け入れているようです。AKBは2020年以降シングルは年1枚ペースなので、順当に考えれば2023年のどこかで卒業ということになるでしょう。韓国に進出するにしても契約は慎重に進める必要がありますからね」(前出・AKB関係者)

 本田を含めAKB48の卒業が止まらない理由の1つに「地下アイドルと変わらない」とさえ言われる待遇の低下がある。

パパ活やギャラ飲みなどに手を出すメンバーも後を絶たない
「AKBと言えばかつてはメンバーの多くが高級マンションに住み、食事は高級飲食店と華々しい生活を送っていました。AKBを見ない日がないほど多くのレギュラー番組を抱え、バラエティや音楽番組にも引っ張りだこ。しかし人気が低迷するにつれて待遇が悪化していて、給料だけでは生活が苦しいとパパ活やギャラ飲みなどに手を出すメンバーも後を絶ちません」(同前)

 待遇の低下は、送迎に使われる車の台数が削減され電車移動が増えていることからも見て取れる。

「景気がよかった頃を体験しているメンバーのモチベーションは当然落ちますし、若いメンバーも将来を考えて『まだ若いうちに違うステージで勝負したい』と考えるようになっているんです。以前では考えられないですが、最近はAKBから地下アイドルに転身するという例も増えています」(同前)

 AKB48は昨年12月から「AKB48第17期生オーディション」を開催していた。同時期に行われていた乃木坂46の5期生オーディションに9万人が殺到した一方で、AKBの応募人数は例年よりも激減、関係者も「さすがに終わりか」と諦め顔だという。

 “国民的アイドル”の座をすっかり奪われたAKB48、再起の道はあるのだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d1dd91da5e33108725bdfd0899e8145b45ae334