今回のテーマはコロナとウクライナ
これをなんとか盛り込みたいとがんばったけど、消化不良になった感じが否めない

前回の全体を通しての背骨であるサロメは、どんなに欲しても得られぬもの、夢とか希望の残酷さを描いていた

今回の背骨であるロミオとジュリエットは、まずお互いが恋焦がれても近寄ることが許されない、ソーシャルディスタンスな世界を描いてる

だがkissとかセックスという行為自体が、今の世の中では「濃厚接触」という禁忌行為として捉えられることを皮肉的に象徴してる
その結果としての少子化など、現実にそれらを避ける世相が世界をおかしくしてるからな
古文のパートで出てきたれいちゃまが、現代社会の代表ということ

七夕も本人の意思ではなく、他者、世間からむりやり引き離されて、思うようにならない世界を描いてるのはわかりやすい

そこにウクライナ戦争を盛り込もうとして、訳が分からないことになってる感が強い

ロミオとジュリエットのふたつの家の争いは、ロシアとウクライナになぞらえられる
本来なら分かり合えるはずなのにってね

そのロミオが、本来のストーリーである神父の毒のミスによってではなく、露骨に銃撃で殺されることで、戦争の愚かさを描こうとしてるのか?

アンドロイド彼氏が一番意味がわからないというか、解釈が難しい

今回は前回のようには簡単にいかないな
るんばと語り明かしたいものだ