-スリーホワイトシスターズ無謀編-


身を削り働き続けて急に金回りの良くなった長谷川が山口と菅原を自宅に呼ぶことにする
外で飲酒しにくくなった事もあるのでたまには三人水入らずで羽目を外して発散するのが目的だった


ゴスゴスゴスゴスゴスゴスゴスゴスゴスゴス長谷川宅の室内で壁に頭を打ち付ける山口
山口「は、長谷川ー、あんたお酒に何か混ぜたでしょー、頭痛は一切しなくなったけど意識がとびそうよー」
長谷川も長谷川で真っ直ぐ立てないので愛用のバットを杖にするつもりが
何故かバットの柄に額を押し付けながら足がもつれるのかぐるぐるバット状態でゆっくり回っている
長谷川「にゅ、ニュッけちゅー、は、長谷川は事務所の先輩から飲むと美容にむちゃくちゃ良い粉を分けて貰ったので、みんなにも飲んで貰いたくてー」
山口は壁に頭を打ち付ける変わりに鍛え抜いた掌で自らの顔を歪むほど強く握りしめ意識を保つ
山口「きっとそれよー、アルコールと相性が悪いのよ、何してくれてんのよ、あんたバカあー」
山口「それより、さっきから菅原の姿が見えないんだけど、まさか、まさか、まさかとかじゃないわよね」
山口は顔の変わりに両足を両手で血が止まり色が白くなるほど握りしめ
両手でふらつく両足を強引に持ち上げながらゆっくり歩き出す
山口「長谷川ー、菅原の無事を確認するわよー、まさか色んな薬で精神を保ち頭痛を納めてきたことが、薬への耐性を強化してくれてるとはー」
やりたくはないぐるぐるバットでますます調子がおかしくなった長谷川
それでも熱血と根性だけでうつ伏せで蟲が這うような妙な動きで僅かでも這い進む
長谷川「まほほんー、ごめんなさい、りこー、ごめんなさいー、りこは必ず長谷川が助けに行きますますー」

その頃なんと菅原は薬とアルコールの影響でいつもと真逆の正常になっており
心配する二人をよそに長谷川の部屋から出歩き優雅に散歩中であった



数時間後に薬とアルコールの影響が切れて元に戻った菅原が
長谷川の部屋に帰れずに号泣しているところを警察に保護された騒動はまた別の日にでも







んてことー