このスレでもそうだけど、じーなは「美人」って部分だけで語られちゃうんだよね。
これが じーなが伸び悩んでしまった最大の理由だった。
じーなは1/8だけアメリカ人(白人)の血が入ったいわゆるハーフ顔だった。
だから、じーな固有の特質として「美人」と言われるのではなく、「ハーフ(正確には違う)だから美人」という認識で処理されてしまった。
で、人としての じーなのことを見てあげる人も少なかった。

じーなは何をやらせても「そこそこできる」人だった。
歌も演技も、48Gの中では上位にいたと言ってもいいだろう。
でも、オリンピックの五位、六位入賞者のことを誰も知らないのと同様に、突出したものがなかったから、埋もれてしまった。
もちろんHKTという地方グループにいた、ということも大きかった。

じーなは、ある意味ですごく真面目で、愚直で、意欲的にチャレンジする子だった。
でも、どっか間が悪かったから、何かにチャレンジしては失敗し、落ち込んで泣く、って迷走をよくやってた。
総選挙でのナルシストキャラも例のコントも、「とにかく目立て」という指原の教えに自分なりにチャレンジした結果だったんだろう。
そんな悪戦苦闘する じーなはすごく青春してたし、人としてとても可愛かった。
女優としてそれなりに評価され、新しい道に進めたことで、ようやく歯車がかみ合ってきたような気もする。

いままでの悪戦苦闘した青春の日々が報われる日が来るといいよね。